SNSを通じたさまざまなプロモーションができるから
一つ目の理由として、SNSを通じてさまざまなプロモーションができることが挙げられます。近年、旅行者の情報収集行動が大きく変化し、従来の広告やパンフレットだけでなく、SNSでの体験談やレビューが旅行先選びの主要な参考情報となっています。特にInstagramやYouTube、TikTokなどのSNSでは、視覚・聴覚での情報でより臨場感のある情報を伝えられます。
一例:
● ショート動画:30秒~1分程度でぎゅっと情報を凝縮したプロモーション
● 写真投稿:「映える」景色やグルメで、視覚的に訴えかけるプロモーション
さらに、旅行インフルエンサーや地元のインフルエンサーだけではなく、◯歳児のいるファミリーや解説ができるYouTuberなどのジャンル特化したインフルエンサーなどが、実際に観光地を訪れ、写真や動画でリアルな体験を発信することで、固定のファン(登録者・フォロワー)を含めたさまざまな層にアプローチできます。
広告感を薄められる
広告感を薄められることもインフルエンサーを起用する理由の一つです。インフルエンサーマーケティングは口コミの雰囲気が強いため、広告感を薄められます。例えば、YouTuberに観光プロモーションを依頼すると、実際に観光地に足を運んで体験している様子や感想を動画に投稿します。YouTuberによる動画投稿では、チラシやCMと違い本人の感じたことを伝える口コミのような動画内容になるため、広告感は薄くなるといえます。イメージ動画なども多い広告に嫌悪感を抱く人も受け入れやすい点が、インフルエンサーマーケティングの特徴の一つです。